紺糸威胴丸 兜、頬当、籠手、臑当、佩楯付 (こんいとおどしどうまる かぶと、ほおあて、こて、すねあて、はいだてつき)

名称(事業名) | 紺糸威胴丸 兜、頬当、籠手、臑当、佩楯付 |
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ふりがな | こんいとおどしどうまる かぶと、ほおあて、こて、すねあて、はいだてつき |
指定区分 | 県指定文化財 工芸品 |
指定年月日 | 昭和34(1959)年 12月 4日 |
所在地(市町村) | 川西町中小松2886 |
所有者(実施団体名) | (財)掬粋巧芸館 |
概要 (活動状況等) |
兜鉢は、錆地(さびじ)六十二間筋兜(ますじかぶと)。祓立(はらいたて)付。 シコロは、紺糸威黒塗板物五枚シコロ、吹返に丸に十万紋を打っている。 前立は、武の三神(さんじん)種子(しゅじ)に、輪光を繞(めぐ)らしたものと思われる。金属製。 頬当は目ノ下頬当。紺糸威黒塗板物四枚垂、黒髭植。 胴丸は、胴は本小札(こざね)製、紺糸威、前胴八段を数える。 籠手は、冠板共切付札板五段の仕付袖と、三本筒籠手とを毘沙門籠手にしている。 臑当は、立挙付筒臑当(たてあげつけつつすねあて)、黒塗、丸に大、二引両の金蒔絵。 佩楯は、伊予札五段下り。 作者は不明、製作様式上、また家紋に観ても、さらに櫃(ひつ)の蓋裏に、後裔(こうえい)と思われる人の記す一文に照らして、上杉氏の重臣甘糟備後守景継所用のものと思われる。 |
問い合わせ先 |
公開の有無:無 ホームページ:紺糸威胴丸 兜、頬当、籠手、臑当、佩楯付 Tel:0238-42-3101 |
地図 |