兎毫文天目茶碗 (とごうもんてんもくちゃわん)

名称(事業名) | 兎毫文天目茶碗 |
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ふりがな | とごうもんてんもくちゃわん |
指定区分 | 県指定文化財 工芸品 |
指定年月日 | 昭和34(1959)年 12月 4日 |
所在地(市町村) | 川西町大字上小松2948 |
所有者(実施団体名) | 大光院 |
概要 (活動状況等) |
この茶碗は、米沢藩主上杉家に伝来されたもので、明治初年林泉寺に伝わり、さらに法音寺を経て、川西町大光院の所有となったものである。 中国宋時代、福建省建窯で焼成されたものと推定されている。 胎土は鉄赭色で、口縁に黄銅の覆輪を回し、栗皮色の釉薬のうえに漆黒の釉を施し、光沢が麗しい中に、口縁から内外にかけて、野兎の毛に似た、軟らかい栗皮色の線が、底部に流れている。 わが国では、稲の穂先に出る突起に見立てて、禾目(かもく)天目と呼んでいる。 外側裾回りの釉溜りが厚く、高台は褐色の露胎で、底の畳付は、蛇の目状となっている。 (高さ7.2㎝、口径12.1㎝) |
問い合わせ先 |
大光院 公開の有無:無 Tel:0238-42-2666 |
地図 |