太刀 無銘伝千手院 (たち むめいでんせんじゅいん)

名称(事業名) | 太刀 無銘伝千手院 |
---|---|
ふりがな | たち むめいでんせんじゅいん |
指定区分 | 県指定文化財 工芸品 |
指定年月日 | 昭和37(1962)年 4月 6日 |
所在地(市町村) | 鶴岡市友江町 |
所有者(実施団体名) | 個人 |
概要 (活動状況等) |
鎬(しのぎ)造、庵(いおり)棟、反り深く、小鋒(こぎっさき)詰まる。鍛(きたえ)は板目流れて、ほとんど柾(まさ)となり、肌よくつみ、地沸(じにえ)厚くつく。刃文は直刃(すぐは)調に浅く湾(のた)れて、小乱れ・互の目交じり、匂(におい)深く、小沸よくつき、処々に金筋かかる。帽子は掃きかけて、焼詰め風となり、沸よくつく。茎(なかご)は大磨(おおすり)上げ、先切、鑪(やすり)目勝手下り、目釘穴4、内1つ銅埋め、無銘。 細身の太刀で、鎬幅広く、鎬が高く、地がねが特によく、地刃に大和物の特色が顕著である。同じ大和物でも時代が古く、鎌倉中期を下らず、千手院とみるべきものである。 鎌倉中期 (長さ65.5cm、反り1.5㎝) |
問い合わせ先 |
公開の有無:有 |
地図 |