古瀬戸瓶子 (こせとへいし)

名称(事業名) | 古瀬戸瓶子 |
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ふりがな | こせとへいし |
指定区分 | 県指定文化財 工芸品 |
指定年月日 | 昭和38(1963)年 1月 22日 |
所在地(市町村) | 川西町大字吉田 |
所有者(実施団体名) | 個人(個人所有のため地図は非表示) |
概要 (活動状況等) |
この瓶子は、昭和35年(1960年)11月に、川西町吉田の島津家で開田の時、屋敷の一部を掘ったところ、地中から一対で発掘されたもので、神前等に供える伝統的な瓶子型である。 胎土は灰白色、継ぎ合せ胴(上、下を別々に作り継いだもの)、沈線・印花等の文様を刻した後、透明質で淡黄色に微かに緑を帯びた釉をかけてあるが、自然釉と結合して、何条にも釉なだれをつくっている。 土中で風化して、ところどころ釉剥があるなど、瀬戸窯初期の灰釉と認められる。 製作は鎌倉時代中期のころ、と確認されている。 出土の際、一個は頸部、もう一個は、頸部と胴部が破損していた。 (高さ36.0㎝、径21.0㎝) |
問い合わせ先 |
公開の有無:無 |