刀 銘大慶直胤 (かたな めいたいけいなおたね)

名称(事業名) | 刀 銘大慶直胤 |
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ふりがな | かたな めいたいけいなおたね |
指定区分 | 県指定文化財 工芸品 |
指定年月日 | 昭和38(1963)年 12月 20日 |
所在地(市町村) | 山形市旅篭町 |
所有者(実施団体名) | 個人(個人所有のため地図は表示せず) |
概要 (活動状況等) |
鎬(しのぎ)造、庵(いおり)棟、鍛(きたえ)は板目、刃文は丁子乱。匂(におい)出来、小沸(こにえ)よくつき、帽子少し沸る。生ぶ茎(なかご)で、目釘穴1。 直胤(なおたね)は、安永7年(1778年)、出羽国山形鍛冶町に生まれ、大慶と号した。水心子正秀門の逸材で、師と同じく秋元家に仕えた。 製作期間は享和から安政にいたる約50年にわたり、その間江戸はもとより、京・大坂・伊勢・遠州・駿州・三河・伊豆・相模・下総・常陸・千葉・信濃・備中など、各地で鍛刀した。 作風は諸法のうち、備前伝と相州伝に手腕を発揮したが、そのうちでも、鎌倉時代の備前長船物を模したものに、彼の復古刀工としての真髄がみられる。 江戸末期天保14年(1843年) (長さ69.5cm、反り1.1cm) |
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公開の有無:無 |