鋳鉄仏餉鉢 慶長十一年四月八日谷地住人の銘がある (ちゅうてつぶっしょうばち けいちょうじゅういちねんしがつようかやちじゅうにんのめいがある)

名称(事業名) | 鋳鉄仏餉鉢 慶長十一年四月八日谷地住人の銘がある |
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ふりがな | ちゅうてつぶっしょうばち けいちょうじゅういちねんしがつようかやちじゅうにんのめいがある |
指定区分 | 県指定文化財 工芸品 |
指定年月日 | 昭和39(1964)年 3月 17日 |
所在地(市町村) | 寒河江市大字慈恩寺31 |
所有者(実施団体名) | 本山慈恩寺 |
概要 (活動状況等) |
口縁部と中央部・下部に、二条の陽鋳線をめぐらし、三脚は獅喰(ししかみ)によって支える。 鉢の外側に、陽刻文がある。 谷地在住の鋳物師が、慶長11年(1606年)、4月8日の一切経会において、弥勒尊前に奉納したものである。 慈恩寺寺司文書(はとう物之覚写)の中に、「(前文略)又やちいもうぢ、弥勒へはちを納申候時、百十二文御はちニ入為参候、もとり申候」とあり、文中の「やちいもうぢ」は、谷地鋳物師のことで、はちは、この仏餉鉢とも考えられる。仏前において、洗米や賽銭を入れるために用いられたもので、鉢全体はどっしりと安定した感じを与える。 (高さ31.2cm、口径55.7cm) |
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公開の有無:有 ホームページ:鋳鉄仏餉鉢 慶長十一年四月八日谷地住人の銘がある |
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