素懸白綾威黒皺韋包板物腹巻 兜、頬当、壺袖、背板、籠手、臑当、杏葉、佩楯付 (すがけしろあやおどしくろしぼかわつつみいたものはらまき かぶと、ほおあて、こそで、せいた、こて、すねあて、きょうよう、はいだてつき)

名称(事業名) | 素懸白綾威黒皺韋包板物腹巻 兜、頬当、壺袖、背板、籠手、臑当、杏葉、佩楯付 |
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ふりがな | すがけしろあやおどしくろしぼかわつつみいたものはらまき かぶと、ほおあて、こそで、せいた、こて、すねあて、きょうよう、はいだてつき |
指定区分 | 県指定文化財 工芸品 |
指定年月日 | 昭和41(1966)年 4月 6日 |
所在地(市町村) | 米沢市東1-2-24 |
所有者(実施団体名) | (公財)宮坂考古館 |
概要 (活動状況等) |
もと、松平家所蔵のものと伝えられているこの腹巻は、4ヵ所に蝶番(ちょうつがい)入鋲(びょう)腹巻で、黒皺韋(しぼかわ)包板物を白綾で素懸威としている。草摺は銅の仕立と同じもので、八間五下りで、耳糸、畦目(うなめ)啄木糸(たくぼくいと)、菱縫紅糸二通。背板も仕立胴と同じである。 兜は黒韋張懸頭巾(現在は烏帽子)兜で、祓立がある。シコロは素懸白綾威黒塗板物五枚シコロで、鉢付板に葵葉金具4個を打っている。吹返には、違葵葉の居文(すえもん)がある。黒塗の顎当がある。 前立は、抱葵紋に金属製の蜻蛉(勝虫・とんぼ)である。壺袖(こそで)は折冠で、裾つぼまりに特徴がある。 製作年代は室町時代後期とみられている。 |
問い合わせ先 |
公益財団法人宮坂考古館 公開の有無:有 ホームページ:素懸白綾威黒皺韋包板物腹巻 兜、頬当、壺袖、背板、籠手、臑当、杏葉、佩楯付 Tel:0238-23-8530 |
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