太刀 銘月山 (たち めいがっさん)

名称(事業名) | 太刀 銘月山 |
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ふりがな | たち めいがっさん |
指定区分 | 県指定文化財 工芸品 |
指定年月日 | 昭和41(1966)年 9月 30日 |
所在地(市町村) | 寒河江市丸内 |
所有者(実施団体名) | 個人(個人所有のため地図は表示せず) |
概要 (活動状況等) |
鎬(しのぎ)造、庵(いおり)棟、鍛(きたえ)は板目に大肌交じる。刃文は小湾(のた)れに乱れ交じる。月山刀工は、綾杉(あやすぎ)肌を表わす特異な鍛法を示し、一名「月山肌」ともいわれている。この月山は通常と異なり、板目肌大きく、大きな綾杉肌風のものを交えている。刃文も小湾れに乱れ刃交じり、帽子は沸(にえ)で、1枚のようになり、横手下に大きな乱れを交える。表に「月山」、裏に「義綱」と銘があり、それぞれの銘振は字体が異なることから、2人の合作を意味している。室町期における月山刀工と、相州伝の義綱との技術上の交流を示す、貴重な資料である。室町時代(長さ69.7cm、反り1.8cm) |
問い合わせ先 |
公開の有無:無 |