紺糸威大鎧 兜、大袖、小具足付 (こんいとおどしおおよろい かぶと、おおそで、こぐそくつき)

名称(事業名) | 紺糸威大鎧 兜、大袖、小具足付 |
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ふりがな | こんいとおどしおおよろい かぶと、おおそで、こぐそくつき |
指定区分 | 県指定文化財 工芸品 |
指定年月日 | 昭和61(1986)年 8月 12日 |
所在地(市町村) | 酒田市字新屋敷36-2 |
所有者(実施団体名) | 酒田市 |
概要 (活動状況等) |
大鎧は平安~鎌倉時代に武将が着用し、馬上騎射戦に用いるため発達したものであるが、享保ごろの新井白石、寛政年代の松平定信等の古甲冑研究に伴い、復元模作が行われた。この大鎧も、その1つと推測され、古甲冑復元の資料として価値がある。 兜は、南北朝時代(1336~91年)の兜鉢を用いた三十三間筋兜。両肩には、大袖が取り付けられ、南北朝時代の大鎧の条件が具備されている。兜の吹き返し、栴檀(せんだん)の板、鳩尾(きゅうび)の板、籠手(こて)には、松山藩酒井家の、隅(すみ)入り角に酢漿(かたばみ)草紋が打たれてある。 永年徳川幕府の若年寄を勤めた、松山藩3代藩主酒井忠休の所用と推定される。 |
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公開の有無:有 ホームページ:紺糸威大鎧 兜、大袖、小具足付 |
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