絹地切 伝道風筆 (きぬじきれ でんみちかぜひつ)

名称(事業名) | 絹地切 伝道風筆 |
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ふりがな | きぬじきれ でんみちかぜひつ |
指定区分 | 県指定文化財 書跡 |
指定年月日 | 昭和28(1953)年 8月 31日 |
所在地(市町村) | 酒田市東京都台東区上野公園13-9 |
所有者(実施団体名) | 東京国立博物館寄託 |
概要 (活動状況等) |
本幅は盛唐の詩人白居易の詩文集『白氏文集』(はくしもんじゅう)巻第4・新楽府(下)のうち、「澗底松」を書いた断簡である。 鳶色の素絹に、悠揚迫らぬ慎重な筆遣いによる豊潤な書は、王羲之(おうぎし)の書法を基盤として発展した和様書風を示し、藤原佐理・藤原行成と並んで平安時代中期の三跡の1人である小野道風(おののみちかぜ)(894~966年)の能筆家としての力量を、遺憾なく発揮した真筆として大変貴重である。 美作国(岡山県)の藩主、津山松平家の伝来品。箱書は蓋表に金粉字で「野迹(やせき)一幅」とある。 (縦28.2㎝、横20.3㎝) |
問い合わせ先 |
期間限定での公開 公開の有無:有 ホームページ:絹地切 伝道風筆 Tel:0234-24-4311 |
地図 |