玉志亭唱和懐紙 芭蕉筆 (ぎょくしていしょうわかいし ばしょうひつ)

名称(事業名) | 玉志亭唱和懐紙 芭蕉筆 |
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ふりがな | ぎょくしていしょうわかいし ばしょうひつ |
指定区分 | 県指定文化財 書跡 |
指定年月日 | 昭和28(1953)年 8月 31日 |
所在地(市町村) | 酒田市御成町7-7 |
所有者(実施団体名) | (公財)本間美術館 |
概要 (活動状況等) |
本懐紙は、松尾芭蕉が奥の細道紀行で酒田を訪れた際の、元禄2年(1689年)6月23日、近江屋三郎兵衛(俳号・玉志)宅に招かれた時の染筆で、「初真桑四つにやたたん輪にたたん」の句他がしたためられている。 懐紙には捺印もなく、推敲の跡もあり、即興にしたためられたことを証している。芭蕉酒田来訪時より、酒田に残った唯一の遺墨で、芭蕉の奥の細道紀行での姿を示すものとして貴重である。 出羽三山巡礼や象潟行脚も済み、酒田でくつろいでいた一日、芭蕉・曾良、酒田の町医者伊東不玉(いとうふぎょく)、亭主の玉志と4人で、瓜のもてなしの遊びに興じた即興の発句を揮毫したもので、軽やかな芭蕉の筆跡も相まって、場の和やかな雰囲気が伝わってくる。 (縦29.8㎝、横41.1㎝) |
問い合わせ先 |
期間限定での公開 公開の有無:有 ホームページ:玉志亭唱和懐紙 芭蕉筆 Tel:0234-24-4311 |
地図 |