五月雨歌仙 芭蕉筆 (さみだれかせん ばしょうひつ)

名称(事業名) | 五月雨歌仙 芭蕉筆 |
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ふりがな | さみだれかせん ばしょうひつ |
指定区分 | 県指定文化財 書跡 |
指定年月日 | 昭和28(1953)年 8月 31日 |
所在地(市町村) | 大石田町大字大石田 |
所有者(実施団体名) | 個人(個人所有のため地図は非表示) |
概要 (活動状況等) |
松尾芭蕉が奥の細道紀行において、江戸を出発して東北、北陸を巡り大垣で旅の終焉を迎えるまで、各地で歌仙俳諧を巻いているが、現在、芭蕉の真蹟が伝来するのは、別名『最上川歌仙』とも称される、この1巻のみである。 元禄2年(1689年)5月29日、大石田の高野一栄宅で、芭蕉と曾良、同地の高桑川水の4人で、それぞれ9句ずつ、計36句の歌仙(一巻)を巻いている。翌30日に、この1巻の全文を芭蕉が書き、巻末に「最上川のほとり一栄子宅におゐて興行芭蕉庵桃青書元禄二年仲夏末」と記している。 この歌仙は、芭蕉の元禄初頭期を代表する見事な筆跡である。 (縦17.0㎝、横183.4㎝) |
問い合わせ先 |
大石田町立歴史民俗資料館へ寄託 公開の有無:無 |