荻生徂徠筆 尺牘 (おぎゅうそらいひつ せきどく )

名称(事業名) | 荻生徂徠筆 尺牘 |
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ふりがな | おぎゅうそらいひつ せきどく |
指定区分 | 県指定文化財 書跡 |
指定年月日 | 昭和31(1956)年 5月 11日 |
所在地(市町村) | 酒田市字北町 |
所有者(実施団体名) | 個人(個人所有のため地図は表示せず) |
概要 (活動状況等) |
江戸時代中期の儒学者荻生徂徠(1666~1728年)が、仙台の大年寺住職香国禅師に宛てた尺牘(書簡)である。 その内容は、5代将軍徳川綱吉の大老柳沢吉保に仕えた庄内藩出身の儒学者・漢詩人田中桐江(1668~1728年)が、藩邸で奸臣と刃傷沙汰に及び東北に逃れた時、桐江の甥の田中蘭陵を仙台藩の漢学者として推挙を依頼したものである。 田中蘭陵は、桐江の兄の子で、叔父の桐江に育てられた。荻生徂徠のもとで6年間研鑽を積み、師の代理として諸大名への講義もつとめた。 本尺牘は、徂徠、桐江、香国禅師の三者の関係を知る、貴重な資料である。 |
問い合わせ先 |
公開の有無:無 |