顕広切 藤原俊成筆 (あきひろぎれ ふじわらのとしなりひつ)

名称(事業名) | 顕広切 藤原俊成筆 |
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ふりがな | あきひろぎれ ふじわらのとしなりひつ |
指定区分 | 県指定文化財 書跡 |
指定年月日 | 昭和34(1959)年 12月 4日 |
所在地(市町村) | 大石田町大字大石田丙 |
所有者(実施団体名) | 個人(個人所有のため地図は非表示) |
概要 (活動状況等) |
この顕広切は、藤原俊成(1114~1204年)筆による、『古今和歌集』第18巻雑下の和歌の冊子切(断簡)である。 凡河内躬恒の「君が思ひ雪とつもらばたのまれず春よりのちはあらじと思へば」と、宗岳大頼の「君をのみ思ひこしぢの白山はいつかは雪の消ゆる時ある」の2首が認められている。 藤原俊成は藤原定家の父であり、初め藤原顕広と名乗り、54歳の仁安2年(1167年)に俊成と改名した。文治3年(1187年)74歳の時、『千載和歌集』を撰進してからは、歌人、又は歌学者として、当時の歌壇の最高位の人と尊敬された。 この顕広切の名の由来は、俊成が顕広と称した時代に書写した『古今集』の断簡であることから、「顕広切」と呼ばれている。 (縦25㎝、横15.3㎝) |
問い合わせ先 |
公開の有無:無 |