紙本墨書 思無邪 後水尾天皇宸翰 (しほんぼくしょ しむじゃ ごみずのおてんのうしんかん)

名称(事業名) | 紙本墨書 思無邪 後水尾天皇宸翰 |
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ふりがな | しほんぼくしょ しむじゃ ごみずのおてんのうしんかん |
指定区分 | 県指定文化財 書跡 |
指定年月日 | 昭和37(1962)年 1月 12日 |
所在地(市町村) | 鶴岡市家中新町 |
所有者(実施団体名) | 個人(個人所有のため地図は表示せず) |
概要 (活動状況等) |
第108代天皇の後水尾天皇(1596~1680年)の書。天皇は後陽成天皇の第三皇子で、母は近衛前久の女、中和門院前子で、天皇自身は2代将軍徳川秀忠の娘和子を中宮とした。慶長16年(1611年)即位されたが、禁中並公家諸法度の制定、紫衣事件など朝廷に対する幕府の介入に反発し、寛永6年(1629年)女一宮興子内親王(明正天皇)に譲位され、以後明正、後光明、後西、霊元4代にわたって院政を行った。 学問、文芸に関心が深く、和歌、連歌、立花をよくされたが、能書家としても有名であった。 この書は雄勁(ゆうけい)で、気品に満ちた、王者の風格が見られる書であるが、当時の天皇の思いを託したものであろう。 (縦34.1㎝、横58.2㎝) |
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公開の有無:無 |