紙本墨書 芭蕉手簡(図司左吉宛) (しほんぼくしょ ばしょうしゅかん(ずしさきちあて))

名称(事業名) | 紙本墨書 芭蕉手簡(図司左吉宛) |
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ふりがな | しほんぼくしょ ばしょうしゅかん(ずしさきちあて) |
指定区分 | 県指定文化財 書跡 |
指定年月日 | 昭和38(1963)年 1月 22日 |
所在地(市町村) | 鶴岡市羽黒町手向字羽黒山33 |
所有者(実施団体名) | 出羽三山歴史博物館 |
概要 (活動状況等) |
この手簡(手紙)は、江戸中期の俳人松尾芭蕉(1644~94年)が奥の細道紀行で羽黒山を訪れた際に現地を案内した、羽黒手向の俳人近藤(図司)左吉、俳号呂丸に元禄5年(1692年)に宛てたものである。 元禄5年に奥州に下向した盤子(各務支考)に、芭蕉が紹介状として持たせたもので、2年前にも世話になった門人の路通(ろつう)に触れ、当時世話になった羽黒山別当和合院(会覚)にも当時の厚誼を謝し、宗五(曾良)と思い出を語り、呂丸を江戸の芭蕉庵に立ち寄るように誘っている。 呂丸は、この年の秋に江戸に出て芭蕉庵を訪れ、さらに京都に上り、翌元禄6年2月に上方で客死した。 (縦23.7㎝、横37.1㎝) |
問い合わせ先 |
出羽三山歴史博物館 公開の有無:有 ホームページ:紙本墨書 芭蕉手簡(図司左吉宛) Tel:0235-62-2355 |
地図 |