紙本墨書 一閑人之記 江月宗玩筆 (しほんぼくしょ いちかんじんのき こうげつそうがんひつ)

名称(事業名) | 紙本墨書 一閑人之記 江月宗玩筆 |
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ふりがな | しほんぼくしょ いちかんじんのき こうげつそうがんひつ |
指定区分 | 県指定文化財 書跡 |
指定年月日 | 昭和38(1963)年 12月 20日 |
所在地(市町村) | 山形市北町 |
所有者(実施団体名) | 個人(個人所有のため地図は非表示) |
概要 (活動状況等) |
江月宗玩(1574~1643年)は安土・桃山時代の豪商・茶人津田宗及(?~1591年)の子で、大徳寺157世の法灯を継いだ禅僧である。 この「一閑人」の記は、孤篷庵主小堀遠州が愛していた石の香炉に、江月が「一閑人」と命名した由来を自ら記したもので、「袋子」と落款を入れ、「宗玩」「江月」の二印のほか、香炉印も押されている。いわゆる茶掛の「大徳寺もの」として珍重される。 江月宗玩は、寛永6年(1629年)の紫衣事件に連座し、沢庵は出羽上山、玉室は奥州棚倉に流罪となったが、江月宗玩は配流をまぬれた。その後、寛永20年(1643年)、江月は70歳で没した。 (縦86㎝、横24.2㎝) |
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公開の有無:無 |