大般若経 折本仕立 (だいはんにゃきょう おりほんしたて)

名称(事業名) | 大般若経 折本仕立 |
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ふりがな | だいはんにゃきょう おりほんしたて |
指定区分 | 県指定文化財 典籍 |
指定年月日 | 昭和27(1952)年 4月 1日 |
所在地(市町村) | 山形市岩波115 |
所有者(実施団体名) | 石行寺 |
概要 (活動状況等) |
山形市岩波の石行寺(しゃくぎょうじ)に伝来する『大般若経』の古写経は、同寺の住僧安玄ほか、蜜蔵坊準海・大和坊朝尊・覚阿法師らが、文和2年(1353年)から応安8年(1375年)の間、約23年間の歳月をかけて書写していたことが、各経巻の奥書によって知られている。 現在、115巻(内1巻は、平清水の平泉寺所蔵)を残すのみとなったが、筆写された年号は、南北朝時代であり、巻百の奥書には、南北両朝の年号を併記して、当時の争乱した世相が記入されているので、南北朝時代の研究史料として貴重な写経である。 なお、この古写経は、当初は巻子本であり、天文13年(1544年)銘の経櫃(きょうびつ)(現在、2櫃が残存)と経筥に、おのおの100巻ずつ納められていたことが判明している。 1巻の表紙縦26.0cm、幅9.1cm |
問い合わせ先 |
石行寺 公開の有無:無 Tel:023-641-6514 |
地図 |