鶏肋編 (けいろくへん)

名称(事業名) | 鶏肋編 |
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ふりがな | けいろくへん |
指定区分 | 県指定文化財 典籍 |
指定年月日 | 昭和28(1953)年 8月 31日 |
所在地(市町村) | 鶴岡市家中新町10-18 |
所有者(実施団体名) | (公財)致道博物館 |
概要 (活動状況等) |
美濃判の袋綴りで、本編84冊、深秘部7冊、目録1冊、計92冊である。庄内藩士加藤正從(まさより)の編集によるものである。 父の正識が古文書を集めることに心を用いたので、そのあとを継いで、文化3年(1806年)4月編さんに着手、天保5年(1834年)11月まで調査・執筆した、貴重な地方史資料である。庄内藩酒井氏のみならず、庄内の旧主武藤・上杉・最上の3氏の記録も掲載されている。 正從は通称多太夫、秋月・芝蘭堂の号があり、書にも長じた。また、学才があり、文化2年(1805年)藩校致道館の創建と共に、司書を命ぜられた。この『鶏肋編』のほか、著書に『秋の終夜』・『敝箒』等がある。 『山形県史』資料編の5巻・6巻に、『鶏肋編』の全文が収録・刊行された。 |
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期間限定での公開 公開の有無:有 ホームページ:鶏肋編 |
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