保定記・続保定記及び印旛沼日記 (ほていき・しょくほていきおよびいんばぬまにっき)

名称(事業名) | 保定記・続保定記及び印旛沼日記 |
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ふりがな | ほていき・しょくほていきおよびいんばぬまにっき |
指定区分 | 県指定文化財 典籍 |
指定年月日 | 平成20(2008)年 5月 2日 |
所在地(市町村) | 酒田市中央西町2番59号 酒田市立光丘文庫 |
所有者(実施団体名) | 個人 |
概要 (活動状況等) |
保定記4冊、続保定記2冊の編さん物と印旛沼日記(原本)の7冊からなっている。いずれも、庄内藩大庄屋(添川組)の久松宗作の編さん・作成によるもので、天保11年(1840年)の三方領地替一件、印旛沼開削(天保14年)と庄内大山騒動(天保15年)の江戸後期の庄内藩に関わる3つの大事件についての史料・記録をまとめたものである。久松宗作は、同時代人で、直接体験者の1人として記録に参加した部分もあり、関係する幕府、藩の記録、村・農民など、それぞれの立場のものを幅広く取り上げられている。これらの中で、続保定記(印旛沼古堀筋御普請之部)は、天保14年に幕府の命で庄内藩があった利根川分水路印旛沼普請の状況を他に例がないほど多くの絵図を用いてまとめたもので、庄内藩の古堀筋普請に関する通達・定・調書・病死人など多岐にわたっている。 |
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公開の有無:有 |
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