飯沢文書 (いいざわもんじょ)

名称(事業名) | 飯沢文書 |
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ふりがな | いいざわもんじょ |
指定区分 | 県指定文化財 古文書 |
指定年月日 | 昭和38(1963)年 3月 29日 |
所在地(市町村) | 長井市大字成田 |
所有者(実施団体名) | 個人(個人所有のため地図は表示せず) |
概要 (活動状況等) |
この文書は、天正19年(1591年)9月16日に豊臣秀吉配下の下級役人松下播磨守昌従が、成田村の飯沢三九郎に宛てた土地安堵状である。「今度天下様御検地之上」という文言もあり、天正19年に、この地方で太閤検地が行われたことを物語っているといわれている。 また置賜を支配した蒲生氏郷が文禄3年(1594年)にまとめた『蒲生氏領高目録』の内容から考えると、この天正19年の太閤検地が、規定通りの一筆ごとの実測検地ではなく、村々の有力者の報告をまとめた「指出」検地ではないかといわれている。 この文書は、古文書1の「飯沢文書附宗盛知行状(1軸)」と一連のもので、貴重な中世文書である。 |
問い合わせ先 |
公開の有無:無 |