硬玉類 玉川遺跡出土 (こうぎょくるい たまがわいせきしゅつど)

名称(事業名) | 硬玉類 玉川遺跡出土 |
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ふりがな | こうぎょくるい たまがわいせきしゅつど |
指定区分 | 県指定文化財 考古資料 |
指定年月日 | 昭和28(1953)年 12月 17日 |
所在地(市町村) | 鶴岡市藤島字山ノ前99 |
所有者(実施団体名) | 東田川文化記念館内 |
概要 (活動状況等) |
鶴岡市(旧羽黒町)の県指定史跡玉川遺跡から出土した硬玉製主体の玉類で、致道博物館、鶴岡市、個人など6件でそれぞれ所蔵し、合計149点が指定されている。 玉川採集の玉類は江戸時代から知られ、全国的にも注目されてきた。大半は地元民の採集品であるが、致道博物館所有の一部は、発掘調査による出土品である。玉類の種類は勾玉・丸玉・臼玉・小玉で全長55㎜の勾玉を最大とし、小玉の径6㎜を最小とする。硬玉を用いているが、緑色の見事な翡翠(ひすい)も使われ、縄文時代晩期の製品とみられている。 これらの玉類は縄文人の首飾りやペンダントである。翡翠は原産地の新潟県糸魚川(いといがわ)市姫川流域からの移入で、縄文人の広範な交易を示しており、高度な研磨や穿孔(せんこう)の製作技術、さらに玉類着用に係わる独特な信仰など、魅力的な課題を含んでいる。 |
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公開の有無:有 |
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