弥生式土器 (やよいしきどき)

名称(事業名) | 弥生式土器 |
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ふりがな | やよいしきどき |
指定区分 | 県指定文化財 考古資料 |
指定年月日 | 昭和38(1963)年 3月 29日 |
所在地(市町村) | 新庄市下金沢町 |
所有者(実施団体名) | 個人(個人所有のため地図は非表示) |
概要 (活動状況等) |
大蔵村の上竹野(うわたけの)遺跡は、最上川と銅山川との合流点の西方約2kmの河岸段丘にある。遺跡からは、縄文時代晩期及び弥生時代前期の遺物が出土している。指定品はそのうちの県内でも数少ない弥生時代前期の土器四点である。 ほぼ完形の瓢箪(ひさご)形土器2点は、当地方での類例がほとんど見出さない。いずれも口縁部に太い沈線文が施され、変形工字文が続く。くびれ部まで斜縄文、それ以下にまた変形工字文を施している。曲線内外に縄文の摩消しをしている部分もみられる。 壺形土器は、口縁部に二条の沈線文、胴部には曲線状の変形工字文を施している。摩消しを部分的に施している。 鉢形土器は口縁部に沈線文を施すと同時に、工字文を連続させている。 |
問い合わせ先 |
公開の有無:無 |