菅沢2号墳出土埴輪 (すげさわにごうふんしゅつどはにわ)

名称(事業名) | 菅沢2号墳出土埴輪 |
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ふりがな | すげさわにごうふんしゅつどはにわ |
指定区分 | 県指定文化財 考古資料 |
指定年月日 | 平成23(2011)年 12月 27日 |
所在地(市町村) | 山形市本町1-5-19 |
所有者(実施団体名) | 山形市 |
概要 (活動状況等) |
菅沢古墳群は山形盆地南西部の丘陵上に立地する。昭和48年(1973年)に県史跡指定を受けた2号墳は昭和60~62年(1985~87年)に山形市教育委員会が整備のための発掘調査を行った結果、約95箱の遺物が出土し、このうち復元された埴輪8個体が指定されている。 円筒埴輪2個体は約30cmの口径を計り2~3条の凸帯が回る。朝顔形埴輪は口縁部径57.3cmで凸帯は5条、上端の頸部がくびれる。家形埴輪は切妻の家を模し、壁の下端を欠く。残存高は31.3cm。盾形埴輪の盾面は鋸歯文と菱形文で構成され復元高は77.0cmである。靱(ゆき)形埴輪は全形が器高は88.1cmほど。2個体の甲冑(かっちゅう)形埴輪は短甲を模す。 円筒・朝顔形と器材埴輪を主体とした特徴と構成は5世紀中葉から後葉の焼成と考えられ、これが古墳の築造年代と考えられる。これらの埴輪は畿内の影響を受けている。 |
問い合わせ先 |
公開の有無:有 ホームページ:菅沢2号墳出土埴輪 |
地図 |