元亨四年阿弥陀三尊板碑 (げんこうよねんあみださんぞんいたび)

名称(事業名) | 元亨四年阿弥陀三尊板碑 |
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ふりがな | げんこうよねんあみださんぞんいたび |
指定区分 | 県指定文化財 歴史資料 |
指定年月日 | 昭和27(1952)年 4月 1日 |
所在地(市町村) | 真室川町大字平岡161 |
所有者(実施団体名) | 光明院 |
概要 (活動状況等) |
鎌倉時代末期の元亨4年(1324年)の年号が刻まれている、高さ66㎝、幅24㎝、厚さ3㎝の大きさの板碑である。碑面上部に、梵字で蓮華座に載るキリーク(阿弥陀)、その下の左右にサ(観音)、サク(勢至)を配して、弥陀三尊の種子を刻んでいる。その下方の中央部に「元亨四年四月廿八日」、その左右に光明真言の梵字二十七字を4行に刻んでいる。石材は武蔵地方特産といわれる緑泥片岩、いわゆる武蔵石を用い、形は典型的な武蔵型である。 なお、光明院の「当院開祖縁起記」によれば、光明院は正保元年(1644年)に開かれたとあるので、本板碑は、その時期か、それ以降に元の場所から移されたものと思われる。また当地方において最古の板碑といえる。 |
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公開の有無:無 |
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