元弘三年阿弥陀三尊板碑 (げんこうさんねんあみださんぞんいたび)

名称(事業名) | 元弘三年阿弥陀三尊板碑 |
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ふりがな | げんこうさんねんあみださんぞんいたび |
指定区分 | 県指定文化財 歴史資料 |
指定年月日 | 昭和27(1952)年 4月 1日 |
所在地(市町村) | 南陽市松沢413 |
所有者(実施団体名) | 八幡神社 (松沢部落管理) |
概要 (活動状況等) |
南陽市松沢地区の松沢八幡神社参道入口に建つ。凝灰岩製。鎌倉幕府が滅亡した元弘三年(1333年)の年号があり、高さ1.79m、幅は基部で75.8㎝、厚さ30㎝。上に行くにつれて僅かに狭くなり、薄くなる。額部の突出は12㎝で、額部上部に二条の刻線がある。 碑面の上部にキリーク(阿弥陀)、サ(観音)、サク(勢至)を薬研彫りし、その下部の中央に「元弘三年大歳癸酉十月廿日施主敬白」と刻まれ、その左右に4字ずつ4行に分けて、「光明遍照十方世界念佛衆生接取不捨」の偈頌が刻まれている。この偈頌の文言は『沙石集』にあり、光明遍く十方世界を照らし、念仏する衆生は一人も捨てることなく救うの意味で、原典は『観無量寿経疏』にあり、板碑によく刻まれる偈頌である。 |
問い合わせ先 |
社守(前宮司) 公開の有無:有 Tel:0238-40-2321 |
地図 |