弘安二年阿弥陀板碑 (こうあんにねんあみだいたび)

名称(事業名) | 弘安二年阿弥陀板碑 |
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ふりがな | こうあんにねんあみだいたび |
指定区分 | 県指定文化財 歴史資料 |
指定年月日 | 昭和27(1952)年 4月 1日 |
所在地(市町村) | 川西町大字小松1371 |
所有者(実施団体名) | 竜蔵神社 |
概要 (活動状況等) |
川西町北部犬川地区の竜蔵神社参道左手の松林中にある。種子の下に鎌倉時代末期の弘安2年(1279年)三月十八日の紀年銘があり、県内でも特に古い。 頭頂部が丸みを帯びて突出し、優美な曲線を描いて額部に至り、蒲鉾型の額部の上部に薬研彫りの2本の沈線を刻む典型的な古式の置賜型である。基台部から地上に出て、地表総高2.44m、幅は基部で68㎝、上部でやや狭い。厚さは基部で30㎝、上部で18.4㎝で、額部は13.6㎝も突出している。基台部は15㎝である。 体部上部に薬研彫りの太い沈線で種子キリーク(阿弥陀)が刻まれている。 石材は石英粗面岩質凝灰岩で、いわゆる高畠石。本碑に刻まれている鎌倉時代末の年紀から、同地域における鎌倉時代の様相を知る上で、貴重な資料といえる。 |
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公開の有無:有 |
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