正応二年大日板碑 (しょうおうにねんだいにちいたび)

名称(事業名) | 正応二年大日板碑 |
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ふりがな | しょうおうにねんだいにちいたび |
指定区分 | 県指定文化財 歴史資料 |
指定年月日 | 昭和28(1953)年 8月 31日 |
所在地(市町村) | 長井市大字五十川字西館 |
所有者(実施団体名) | 個人(個人所有のため地図は非表示) |
概要 (活動状況等) |
長井市北部五十川の平地の環濠屋敷西館にあり、西館の内部、西北部の土塁の南側に樹齢数百年といわれる松の大木の根本に据えられている。近くの田んぼから掘り出してこのところに祀ったものとされ、元は置賜型と呼ばれる形状を持つものとみられるが、頭頂部、額部、体部上部、基部が欠損している。 鎌倉時代末期の正応2年(1289年)の年号が見られる。凝灰岩製で、高さ41㎝、幅41㎝、厚さ6~9㎝である。種子ぎりぎりのところで欠損しているが、薬研彫りの種子はア(胎蔵界大日)である。その下に3行の銘文がある。 (右)正応二■■ (中央)奉為■■ (左)三月八日 西館の年代や同地域における鎌倉時代の様相を知る上で、貴重な資料である。 |
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公開の有無:有 |