出羽一国之絵図 (でわいっこくのえず)

名称(事業名) | 出羽一国之絵図 |
---|---|
ふりがな | でわいっこくのえず |
指定区分 | 県指定文化財 歴史資料 |
指定年月日 | 昭和61(1986)年 4月 1日 |
所在地(市町村) | 鶴岡市家中新町10-18 |
所有者(実施団体名) | (公財)致道博物館 |
概要 (活動状況等) |
出羽国を描いた一国絵図。紙本著色の淡彩で、絵画的に描かれており、緑と茶の彩色がある。寸法は縦11.08m×横5.09mながら料紙は楮紙で軽量である。形状は東西南北長方形型仕立。 製作年代の表示はないが、郡編成が13郡であること、領主別石高などから正保年間(1644~48年)のものと考えられる。幕府の正保国絵図は正保元年に企画された。『大泉紀年』によれば、庄内藩では正保2年(1645年)に藩主が命を受け、同4年(1647年)に幕府に納めたとの記録がある。 内容は海面は航路が朱線、暗礁には説明書きがある。陸上には山・川・郡境・道筋・一里塚があり、楕円形の枠に村名と村高を注記。絵図の東北隅には「出羽一国之絵図」と内題し、出羽国の郡別石高、領主別石高とその総計が記されている。 |
問い合わせ先 |
期間限定での公開 公開の有無:有 ホームページ:出羽一国之絵図 |
地図 |