石敢当 (いしがんどう)

名称(事業名) | 石敢当 |
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ふりがな | いしがんどう |
指定区分 | 県指定文化財 有形民俗文化財 |
指定年月日 | 昭和41(1966)年 4月 6日 |
所在地(市町村) | 鶴岡市大山2-2-36市道大山橋線道路敷 |
所有者(実施団体名) | 鶴岡市 |
概要 (活動状況等) |
石敢当は沖縄県をはじめ九州など西日本に多く分布しているが、東北地方ではきわめて珍しいものである。中国の古い習俗が伝来したものといわれ、名称も中国の武人の名に由来したという説もある。 災害をもたらす悪霊の侵入を防ぐといういわれから、主に、村の入口の道端や、四辻、T字路の角などに立ててある。この石敢当も加茂から鶴岡へ通ずる道路の突き当る角に立っている。初代山形県令三島通庸が、この道路を改修して直進道路にする計画を立てたが 、この石敢当があるために、沙汰やみになったという言い伝えも残る。 高さ63cm、幅48cm、石質は頁岩(けつがん)で、「石敢当」の三字が刻まれているが、造立の年代や由来、経緯等は不明である。風化が進んでいることから、現在では保存保護のためにコンクリートの鞘堂が作られている。 (当初は、史跡の部として指定される。) |
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公開の有無:有 |
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