高寺八講 (たかでらはっこう)

名称(事業名) | 高寺八講 |
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ふりがな | たかでらはっこう |
指定区分 | 県指定文化財 無形民俗文化財 |
指定年月日 | 昭和51(1976)年 8月 9日 |
所在地(市町村) | 鶴岡市羽黒町高寺字南畑 |
所有者(実施団体名) | 高寺八講保存会 |
概要 (活動状況等) |
鶴岡市(旧羽黒町)高寺の雷電神社は、羽黒山の開祖能除(のうじょ)太子(峰子皇子)が千手観音を祀り、高寺山大権現と崇めた社と伝えられている。 八講とはもとは寺院で法華経の講義をする「法華八講」を意味し、講義のあとに余興として行われた歌舞宴遊に源をおく。これが地方の社寺に伝播した結果、春祭に神饌(しんせん)を献じ、芸能を演ずる舞を八講と称するようになった。 高寺では、高寺山大権現に奉仕した羽黒山の末派山伏により八講が演じられてきた。 5月8日の例祭には延年系の大小舞、番楽系の長刀舞(薙刀舞ともいう)、田楽系の花笠舞、最後は延年系の稚児舞の4番が奉納される。いずれの舞も鎌倉期の芸能の流れをくむといわれ、古典的な民俗芸能といえる。 |
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