二色根古墳 (にいろねこふん)

名称(事業名) | 二色根古墳 |
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ふりがな | にいろねこふん |
指定区分 | 県指定文化財 史跡 |
指定年月日 | 昭和28(1953)年 2月 20日 |
所在地(市町村) | 南陽市大字二色根632-2 他 |
所有者(実施団体名) | 個人 |
概要 (活動状況等) |
標高240~260mの二色根山の南斜面にあり、昭和8年(1933年)に西村真次によって発掘調査が行われた。その後赤湯古墳群として報告された。 当初は6基の円墳があったが、その後の破壊が著しく、僅かに3基の奥壁や側壁の一部を残すのみとなった。いずれも径8~10mほどの横穴式古墳である。 1号墳は玄室の長さ2m、幅1.05m、奥壁は一枚岩であるが、羨道部は失われている。2号墳は10mほどの円墳で、玄室の幅1.3m奥行2.4m。割石の持送りによって側壁を構成し、奥壁は大きな凝灰岩の割石2枚を積み重ねている。ここからは人骨片・和同開珎2枚・金環・銀環3・鉄鏃多数・刀子残欠・足金具・責金具・鞘口・鐸・土師器・須恵器などが出土した。7世紀後半~8世紀中頃を下限とする。この北東に位置する3号墳は、2号墳と同様な構造をもつ。 |
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公開の有無:有 |
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