谷柏古墳群 (やがしわこふんぐん)

名称(事業名) | 谷柏古墳群 |
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ふりがな | やがしわこふんぐん |
指定区分 | 県指定文化財 史跡 |
指定年月日 | 昭和31(1956)年 9月 28日 |
所在地(市町村) | 山形市大字谷柏元上谷柏字上ノ山727ほか |
所有者(実施団体名) | 個人 |
概要 (活動状況等) |
山形市街の西南部、谷柏山より東へ突き出た丘陵や山麓から傾斜面にかけて25基の古墳群が分布している。すべて径7~10m内外の小円墳で、扁平な石材を組み合せてつくる箱式石棺が内部主体となっている。 小尾根や谷を境にして三つの支群に分かれており、A支群は5基、B支群は17基、C支群は3基。斜面に営まれた低墳丘のため、後の開墾や土砂の流失により墳丘の状況は必ずしも明瞭でない。 A1号墳をみると、傾斜面を削って平坦にし、長さ2.15m、幅40mの板石を組み合せて長方形の箱形にし、底にも板石を貼り、側壁のすき間には白粘土をつめて、その上を数枚の板石でおおって蓋としている。他の古墳の石棺もおおむねこれと同じで、長さ1.5mから2mほどのものが多かった。副葬品は稀で、直刀・鉄鏃・蕨手刀など。7世紀以降の終末期古墳とみられる。 |
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公開の有無:有 |
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