土矢倉古墳群 (つちやぐらこふんぐん)

名称(事業名) | 土矢倉古墳群 |
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ふりがな | つちやぐらこふんぐん |
指定区分 | 県指定文化財 史跡 |
指定年月日 | 昭和33(1958)年 3月 4日 |
所在地(市町村) | 上山市金谷311-1の内ほか |
所有者(実施団体名) | 山形県玉葉会(上山市) |
概要 (活動状況等) |
上山市街より蔵王へ向うエコーライン南側の老人ホーム長寿園敷地内にある。蔵王泥流層によって形成された台地上に東から西へ3基並んでいる。最も東に位置する1号墳は、径13m、高さ2.5mの円墳で周溝がめぐっている。内部主体は柱状節理による石英粗面岩を立て並べて側壁をつくり、4枚の平石をかぶせて蓋とした箱式石棺である。 2号墳は原形がすでになかったが、長軸17m、後円部の径10.7m、周溝から前方後円墳と推定され、葺石や円筒埴輪の存在が知られている。内部主体は1号墳と同様である。 最も西側の台地突端部に位置する3号墳は、径15.2m、高さ2.1mの円墳である。内部主体は破壊されていたが、箱式石棺とみられ、葺石・埴輪が認められる。土師器や須恵器の破片、鉄鏃、直刀片、漆塗りの編物片などの副葬品が出土した。およそ6世紀中葉より後半の古墳と推定される。 |
問い合わせ先 |
養護老人ホーム蔵王長寿園 見学の際、事前連絡必要 公開の有無:有 Tel:023-672-0561 |
地図 |