玉川縄文遺跡 (たまがわじょうもんいせき)

名称(事業名) | 玉川縄文遺跡 |
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ふりがな | たまがわじょうもんいせき |
指定区分 | 県指定文化財 史跡 |
指定年月日 | 昭和47(1972)年 1月 17日 |
所在地(市町村) | 鶴岡市羽黒町玉川字白山前44の内ほか |
所有者(実施団体名) | 鶴岡市 |
概要 (活動状況等) |
羽黒街道の大鳥居から南に約1km、標高100m前後の地にある。昭和26年(1951年)から発掘調査が実施され、縄文時代中~晩期の遺物と集落跡が発見された。 中期と晩期の竪穴住居跡5軒は、平面が直径5m前後の円形ないし楕円形で、石囲炉や地床炉があった。B地点で23個、C地点で29個と集中的に出土した埋甕は、人骨を納めた晩期の甕棺墓で、日常の深鉢を使っており、磨製石斧や硬玉製勾玉が入っていたものもある。また、組石棺や集石遺構も出土している。多くの土器とともに打製・磨製の石器類、土版・岩版・土偶・三角?土製品も発見されており、ことに玉類の出土数は、実に約150点を数え特筆される。 庄内でも有数の広大な遺跡で、長期にわたり縄文人の生活が展開していた。C地点の一部が指定され保存されている。 |
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公開の有無:有 |
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