平形館跡 (ひらかたたてあと)

名称(事業名) | 平形館跡 |
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ふりがな | ひらかたたてあと |
指定区分 | 県指定文化財 史跡 |
指定年月日 | 昭和52(1977)年 10月 12日 |
所在地(市町村) | 鶴岡市平形字桜屋敷36-2、37-2 |
所有者(実施団体名) | 鶴岡市 |
概要 (活動状況等) |
鶴岡市(旧藤島町)平形の桜屋敷にあり、羽越本線の西に位置し、館の東南隅が線路工事で切られている。真北に方位をもった長方形に土塁を回し、外側の水田が周濠であった。館主は藤島城土佐林氏の武将・平賀(平形)氏で、文明9年(1477年)から戦国期に在館したが、天正18年(1590年)平賀善可の時、秀吉の検地に反対して処刑されている。館は翌年に直江兼続により破却された。 昭和51年(1976年)に発掘調査が実施されている。郭内は南北120m、東西75mの規模で、西に大手門を開く四囲の土塁は、周濠底面から高さ4mに版築技法で築いていた。門の角柱と数回改築した建物の雨落ち溝が出土している。重要施設の原形が推定可能な館として価値が高い。 |
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公開の有無:有 |
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