吹浦三崎山のタブ林 (ふくらみさきやまのたぶりん)

名称(事業名) | 吹浦三崎山のタブ林 |
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ふりがな | ふくらみさきやまのたぶりん |
指定区分 | 県指定文化財 天然記念物 |
指定年月日 | 昭和33(1958)年 3月 4日 |
所在地(市町村) | 遊佐町吹浦字三崎2-1 |
所有者(実施団体名) | 女鹿部落 |
概要 (活動状況等) |
秋田との県境、標高58.8m、三崎山一帯約2haほどのタブノキを主とする自然林である。暖地系の植物であるタブノキは、対馬暖流の影響を受けて青森県深浦まで分布しているが、ほぼ自然林の状態が保たれている暖帯林としては、飛島を除きここが最北の地点である。 林分の組成としては、タブノキをはじめとするヤブツバキとヤダケが主で、マルバグミ、カラスザンショウ、アカメガシワ、テイカカズラなどの暖地系の種類を伴っている。このような下生植物を含んだ一体としての植物群落が成立し、残存することが天然記念物に指定された理由であり、また、鳥海山の山麓に生育している種類が多いのも特徴である。 |
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公開の有無:有 |
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