酒田飯森山カブトエビ生息地 (さかたいいもりやまかぶとえびせいそくち)

名称(事業名) | 酒田飯森山カブトエビ生息地 |
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ふりがな | さかたいいもりやまかぶとえびせいそくち |
指定区分 | 県指定文化財 天然記念物 |
指定年月日 | 昭和52(1977)年 3月 28日 |
所在地(市町村) | 酒田市宮野浦字飯森山南98ほか |
所有者(実施団体名) | 個人 |
概要 (活動状況等) |
カブトエビ類は、甲殻綱(こうかくこう)・?脚(さいきゃく)亜綱・背甲目(はいこうもく)に属し、世界で4種類が知られている。日本には栃木県以西に分布する2種類と、山形・宮城両県のみに産するヨーロッパカブトエビの3種類が生息している。後者は、北アフリカから北欧まで分布するが、日本では昭和23年(1948年)に酒田市広野新田字車瀬(くるませ)で発見され、一度保護指定を受けたが、発生が見られなくなり、その後、酒田市飯盛山地区の水田で多数生息していることが分かって、ここに指定地が変更された。水田地帯に5月~6月頃発生し、1ヵ月ほどで体長約3.5㎝にまで成長し、死滅する。卵は水田泥中で越冬、翌夏にふ化する。 現在は、南陽市、山形市、村山市などの周辺や宮城県田尻町にも発生している。 |
問い合わせ先 |
公開の有無:有 |
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