三瀬葉山ニッポンユビナガコウモリ群棲地 (さんぜはやまにっぽんゆびながこうもりぐんせいち)

名称(事業名) | 三瀬葉山ニッポンユビナガコウモリ群棲地 |
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ふりがな | さんぜはやまにっぽんゆびながこうもりぐんせいち |
指定区分 | 県指定文化財 天然記念物 |
指定年月日 | 昭和52(1977)年 3月 28日 |
所在地(市町村) | 鶴岡市三瀬字宮ノ前154 |
所有者(実施団体名) | 八乎止女神社 |
概要 (活動状況等) |
鶴岡市三瀬の西方、三瀬上浜港前の港か、または鶴岡市由良港から船で約20分、葉山の中央断崖絶壁の下にある八乙女洞が、ユビナガコウモリの群棲地であり、日本での北限の生育地である。 5月から10月頃までは約1万匹が生息している。6月はお産の時期で、集合塊状型コロニーをつくるが、一産一仔で、飛ぶ哺乳類としては唯一種である。 7、8月は子育ての最中であり、その後は集団で移動し皆無となることから、八乙女洞はお産洞と考えられている。 本種は暖地系の中形食虫コウモリで、薄暮から一斉に飛び出して昆虫を捕食し、昼間は洞窟内に潜み、天井と側壁に群がり、下垂して休眠し、繁殖期には同姓が群生する習性がある。 |
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公開の有無:有 |
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