黒川のツクシガヤ自生地 (くろかわのつくしがやじせいち)

名称(事業名) | 黒川のツクシガヤ自生地 |
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ふりがな | くろかわのつくしがやじせいち |
指定区分 | 県指定文化財 天然記念物 |
指定年月日 | 昭和55(1980)年 1月 7日 |
所在地(市町村) | 川西町内黒川の犬川合流地点より上流10kmまでの流域 |
所有者(実施団体名) | 国〔国土交通省〕(川西町) |
概要 (活動状況等) |
大正13年(1924年)、熊本県で発見され、鹿児島、長崎、山形、奈良県に隔離分布する希少植物である。草丈1m位、イネとハネガヤを一緒にしたような多年草で、優美な草姿をもっている。 極めて希少な植物であることから、人工的に移植保存に努めたが、本来の生育地の環境はすでに失われてしまった。この地域では自生個体群は絶滅したものと危惧される。 かつては、川西町の黒川に限って全域にわたって各所に自生していた。昭和42年(1967年)の羽越水害を機に始まった黒川の改修により、生育地が縮小したことから、上流の下奥田に保護区を設けて、自生していた全株を収容し、保護に努めた結果、100株ほどに増えた。 |
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公開の有無:有 |
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