安国寺楼門 (あんこくじろうもん)

名称(事業名) | 安国寺楼門 |
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ふりがな | あんこくじろうもん |
指定区分 | 県指定文化財 建造物 |
指定年月日 | 平成27(2015)年 3月 24日 |
所在地(市町村) | 山辺町大字大寺518番地 |
所有者(実施団体名) | 宗教法人安国寺 |
概要 (活動状況等) |
三間一戸の楼門で、1階2階とも桁行三間梁間二間で、入母屋造、かつて茅葺だったが大正期に改修され現在は鉄板葺である。 1、2階とも円柱で、2階に三手先(みてさき)を用いる比較的格の高い形式である。中備(なかぞなえ)を場所により異なったものを配し、木鼻(きばな)の形状1、2階で変え、軒支輪(のきしりん)を3段に出し、さらには2階の三手先に出三斗(でみつど)を付するという、細かい部分で随所に意匠的な工夫をしている。 江戸期に2度火災にあったため宝暦14(1764)年に建立したと資料にあるが当門の蟇股(かえるまた)および木鼻の形状、渦若葉の絵模様から18世紀中頃として大過なく、部材の経年状態とも矛盾しない。 |
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公開の有無:有 |
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