木造毘沙門天立像 (もくぞうびしゃもんてんりゅうぞう)

名称(事業名) | 木造毘沙門天立像 |
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ふりがな | もくぞうびしゃもんてんりゅうぞう |
指定区分 | 県指定文化財 彫刻 |
指定年月日 | 平成27(2015)年 10月 16日 |
所在地(市町村) | 山形市大字山寺4456番地の1 |
所有者(実施団体名) | 宗教法人 立石寺 |
概要 (活動状況等) |
時代は平安前期(9世紀)。 ケヤキ材の一木丸彫像。像高133.3cm。 内刳を施さないという構造と肩幅が広く、胸を厚く作り、脇腹を締め、さらに腰を太くするという量感を強調した体形である。 首筋を覆うシコロと眉庇(まびさし)、頂上に宝珠形の飾りのついた兜を被り、顔は怒って見開いた目をし、口を閉じている。腰をやや左にひねり、右足を広げて二邪鬼の上に立つ。左手を曲げて前に出して掌に宝塔を載せ、右手は上にあげて戟(げき)を持つ。作風は重厚で同時代の遺品として優れ、平安時代前期の東北の天台宗の拠点としての立石寺の歴史的意味を考える上で資料的な価値を持つ。 |
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公開の有無:有 |
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