木造大日如来坐像 (もくぞうだいにちにょらいざぞう)

名称(事業名) | 木造大日如来坐像 |
---|---|
ふりがな | もくぞうだいにちにょらいざぞう |
指定区分 | 県指定文化財 彫刻 |
指定年月日 | 平成27(2015)年 10月 16日 |
所在地(市町村) | 山形市大字平清水番外1 |
所有者(実施団体名) | 宗教法人 平泉寺 |
概要 (活動状況等) |
時代は平安中期(10世紀半ば~後半)。 一木造で後頭部から内刳と体部の背刳をいう古様の構造であり、胸が厚く、脇を引き締め、さらに腹部の肉付けを厚くするという豊かな量感を示す体形である。像高110.9cm。 結跏趺坐し、法界定印を結ぶ胎蔵界の大日如来像である。垂髻(すいけい)を結い、山形の飾りのついた天冠台を彫出する。彫眼で白毫相(びゃくごうそう)、三道を彫出する。条帛(じょうはく)、臂釧(ひせん)、腕釧(わんせん)をつける。条帛の二重目を肩から外す形式は天台宗系胎蔵界大日如来像として資料的価値あり、全国的にも遺品が少ない中で、本像は最古の部類に入るものと考えられ、歴史的価値も高い。 |
問い合わせ先 |
大日堂秘仏 公開の有無:無 |
地図 |