熊本藩細川家九曜紋・庄内藩酒井家酢漿草紋入り雛道具 一式 附 雛道具揃覚 一通 (くまもとはんほそかわけくようもん・しょうないはんさかいけかたばみもんいりひなどうぐ1しき つけたり ひなどうぐそろえおぼえ 1つう)

名称(事業名) | 熊本藩細川家九曜紋・庄内藩酒井家酢漿草紋入り雛道具 一式 附 雛道具揃覚 一通 |
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ふりがな | くまもとはんほそかわけくようもん・しょうないはんさかいけかたばみもんいりひなどうぐ1しき つけたり ひなどうぐそろえおぼえ 1つう |
指定区分 | 県指定文化財 工芸品 |
指定年月日 | 平成30(2018)年 1月 12日 |
所在地(市町村) | 鶴岡市鶴岡市家中新町10-18 |
所有者(実施団体名) | 公益財団法人 致道博物館 |
概要 (活動状況等) |
(形 状) この雛道具は庄内藩主6代酒井忠真に輿入れした熊本藩細川家の密姫が実際に使用した調度品のミニチュアであり、この雛道具はすべてが黒漆に金蒔絵で酒井家の酢漿草紋と細川家の九曜紋が描かれています。 またそれぞれの金具の細工も細やかで凝ったものです。 中でも婚礼の際に一番大切にされた貝桶には、195枚の貝合が入っており、蛤の貝殻に金箔を貼り、縁には胡粉を使ったおきあげが施され、絵柄は花鳥風月や源氏物語などが繊細に描かれています。 (製作年代)江戸時代中期 (寸 法)別紙一覧表に記載 (特 色) 庄内藩主6代酒井忠真に輿入れした熊本藩細川家の密姫は細川越中守綱利の娘で、水戸光圀の姪に当たる人物です。 この婚儀は元禄2年(1689)4月のことで、この雛道具も当時のものと考えられています。 明和8年(1771)の雛道具揃覚が残されており、その中には「特に大事な道具ゆえ、例え女子が生まれても決してこれは与えず、代々家に伝え置くように」との内容が記されています。覚書の目録の通りにすべてが現存しています。 |
問い合わせ先 |
公益財団法人 致道博物館 公開の有無:有 ホームページ:熊本藩細川家九曜紋・庄内藩酒井家酢漿草紋入り雛道具 一式 附 雛道具揃覚 一通 Tel:0235-22-1199 Fax:0235-22-3531 |
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