木造薬師如来坐像 (もくぞうやくしにょらいざぞう)

名称(事業名) | 木造薬師如来坐像 |
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ふりがな | もくぞうやくしにょらいざぞう |
指定区分 | 県指定文化財 彫刻 |
指定年月日 | 平成30(2018)年 5月 8日 |
所在地(市町村) | 東根市東根市本丸東5番18号 |
所有者(実施団体名) | 薬師寺薬師堂 |
概要 (活動状況等) |
本像は平安時代中期、10世紀に遡る遺品であり、本県の仏像の遺品としては数少ない年代の遺品の一例とすることができる。本像の作行は時代の様式に則る優れたものである。その構造は体部と脚部の接続面を曲面とするという、造像の「一木性」を残す構造であり、本県地域での造像技法の伝播と変遷の貴重な資料となるものである。 修理銘には天長元(824)年の円仁造立とあり、平安時代の天台宗の展開の中での本県地域(出羽国)の位置づけの解明の手掛かりの一つになり、当地域の平安時代中期に天台宗の浸透があった証となるものである。 |
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公開の有無:無 |