木造如来立像 (もくぞうにょらいりゅうぞう)

名称(事業名) | 木造如来立像 |
---|---|
ふりがな | もくぞうにょらいりゅうぞう |
指定区分 | 県指定文化財 彫刻 |
指定年月日 | 令和1(2019)年 12月 6日 |
所在地(市町村) | 高畠町高畠町大字亀岡4028-1 |
所有者(実施団体名) | 大聖寺 |
概要 (活動状況等) |
本像は構造や作風から鎌倉時代前期(13世紀前半)の中央仏師の系統に繋がると思われる。また、大きさも等身の像であり、この時期の県内の遺品として貴重である。 同寺所有の「木造聖観音菩薩立像」と、像高(等身像)、作風、制作年代ともに同じと考えられ、本像は、三尊一具像として制作された。熊野三所権現の本地仏像(阿弥陀如来ー薬師如来ー聖観音)を構成していたものと考えられ、鎌倉時代後期に熊野信仰が当地に浸透していたことを証明するものである。かつ、これらが等身像であることを考慮すると、安置された堂宇はかなりの規模であったと推察され、当地の歴史研究への寄与が期待される。 |
問い合わせ先 |
一般公開は無 公開の有無:無 |