木造不動明王立像 (もくぞうふどうみょうおうりゅうぞう)

名称(事業名) | 木造不動明王立像 |
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ふりがな | もくぞうふどうみょうおうりゅうぞう |
指定区分 | 県指定文化財 彫刻 |
指定年月日 | 令和1(2019)年 12月 6日 |
所在地(市町村) | 高畠町高畠町大字亀岡4028-1 |
所有者(実施団体名) | 大聖寺 |
概要 (活動状況等) |
本像は、作風と構造から鎌倉時代前期の中央に繋がる仏師の制作と思われる優れた作品である。 卷髪で額に水波相を現し、右目を見開き左目をすがめ、口を閉じて右牙を上出し左下唇を捩じる形態は、いわゆる「不動十九相観」を示しており、現在のところ本像の形態に近い遺品は見当たらない。ただし、図像としては、醍醐寺に伝わる「不動明王像一幅(鳥羽僧正筆)」が近似する特徴を持っている。 したがって、本像は、醍醐寺に伝来していた上記図像をもとに制作され、当地にもたらされたものと考えられる。鎌倉時代前期に、大聖寺あるいは当地にあった寺が、醍醐寺と関係があったものと推察される。 |
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一般公開は無 公開の有無:無 |