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銅鉢(蔵王権現御宝前正和二年云々の刻銘がある) (どうばち(ざおうごんげんごほうぜんしょうわにねんうんぬんのこくめいがある))


名称(事業名) 銅鉢(蔵王権現御宝前正和二年云々の刻銘がある)
ふりがな どうばち(ざおうごんげんごほうぜんしょうわにねんうんぬんのこくめいがある)
指定区分 国指定文化財 工芸品
指定年月日 昭和48(1973)年 6月 6日
所在地(市町村) 鶴岡市青竜寺字金峯1
所有者(実施団体名) 金峯神社
概要
(活動状況等)
 銅製の鉢である。「仏餉鉢」(ぶっしょうはち)あるいは「洗米鉢」ともいう。
 神前や仏前で賽銭を受けたり、洗米を盛ったりする時に用いる器である。口縁部近くに二条の線を巡らし、中央部に、太線の節の上下に細線を巡らしている。また、口縁部左右に、径0.8mmの穴があるが、これに紐を通し、吊り下げることもあったと思われる。
 こうした形は、鎌倉期後半から東日本で散見される通例で、この種の鉢では、最も早い在銘であり、器形の編年史上、きわめて貴重である。その銘は、底部に刻まれている。
 「蔵王権現」は、金峰山金剛蔵王権現のことで、正和2年(1313年)は、鎌倉時代末期の年号である。
(高さ15.5cm、口径35.2cm)
問い合わせ先 期間限定での公開、事前連絡必要

公開の有無:有
ホームページ:銅鉢(蔵王権現御宝前正和二年云々の刻銘がある)
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