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火箱岩洞窟 (ひばこいわどうくつ)


名称(事業名) 火箱岩洞窟
ふりがな ひばこいわどうくつ
指定区分 国指定文化財 史跡
指定年月日 昭和58(1983)年 4月 26日
所在地(市町村) 高畠町大字時沢字大師森1867‐1
所有者(実施団体名) 個人
概要
(活動状況等)
 火箱岩洞窟遺跡は、暖房用の火箱に形が似ているところから、そう呼ばれてきたものである。高畠町の北部、大谷地(白竜湖)の東北にある時沢集落から北へ約700mの山腹に位置する。地元では五指山と呼ばれる中の1つの尾根、大師森山東斜面の中腹、標高360mに位置する。
 洞窟は凝灰岩からなり、南東に開口する上下2ヵ所の洞窟からできている。上洞は洞窟というより、むしろ岩陰に近いものであり、下洞は入口幅が約4m、奥行6mある。縄文時代草創期の洞窟遺跡である。
 特に下洞からは、隆起線文土器、爪形文土器、押奈縄文土器等が層位的に確認、縄文草創期の土器草創期の土器編年を確立する上で、重要な役割を果たした洞窟遺跡である。
問い合わせ先 公開の有無:無
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