松ヶ岡開墾場 (まつがおかかいこんじょう)

名称(事業名) | 松ヶ岡開墾場 |
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ふりがな | まつがおかかいこんじょう |
指定区分 | 国指定文化財 史跡 |
指定年月日 | 平成1(1989)年 8月 11日 |
所在地(市町村) | 鶴岡市羽黒町字松ヶ岡28 |
所有者(実施団体名) | 松ヶ岡農業協同組合ほか(鶴岡市) |
概要 (活動状況等) |
明治5年(1872年)、庄内藩士3,000人が刀を鍬にかえて開拓したのが、松ヶ岡開墾場である。月山山麓の225haに及ぶ広大な開墾地は、現在、その60余戸の子孫により継承経営され、創業の精神を今に伝え、本陣や蚕室(さんしつ)等が残っている。 松ヶ岡本陣は、茅葺き桧造り平屋建ての建物で、開墾が始まると藤島本陣を移築して松ヶ岡開墾事業の本陣とした。 元来、藤島本陣も酒井家が元和8年(1622年)に庄内に入部した際、高畑御殿と称する仮殿を建てたが、貞享3年(1686年)、その1棟を藤島の下町に移し、藩主の江戸往復の際に休憩所として用いていた。 現存する5棟の蚕室は、明治8年(1875年)、高橋兼吉等が棟梁を務め、群馬県島村の田島家の蚕室を模して建てたといわれている。 |
問い合わせ先 |
松ヶ岡開墾場 公開の有無:有 Tel: 0235-62-2173 |
地図 |